朝コンビニからスクーターを走らせようと思いましたら、[グニャカラカラﾝ]と、異音がして、下を見るとセンタースタンドが、ボッキリ折れて真っ二つになってしまいました。
仕事場に行き、[新しく買ったら10000円位はするかな]と思いながら、壊れたセンタースタンドを外しました。
かなり太い鉄が、切り離されていました。
ガッカリしている所に、機械に詳しい近所のおじいさんが、[いそがしそうじゃねえか？]と、話しかけてきました。私は訳を説明すると、おじいさんは
[これなら、溶接すれば、なおるよ❗]と、折れきれたセンタースタンドをジット見つめていました。
私は、[無理でしょう？]などと言いながら、お願いしました。
おじいさんの家の庭には、[新ダイワ]と書いてある
大きな溶接機がありました。
とても溶接技術が無いと扱えないと、思いました。
午後、おじいさんは、手馴れた鉄打ち職人の様に
[キン、キン、カﾝ、キン、キンカン]と、溶接しながら、折れたセンタースタンドを、溶接して、直してしまいました。
80歳を回り、散歩ができて、若い人もたやすくできない、溶接修理をしてしまう、おじいさんに驚きました。見返りなしで、人のために専門技術を用いて、人を助ける老人はなかなか存在しません。
自分の資産[溶接機]をいざという時、他人のために活用した、おじいさんに[技術者の素晴らしい魅力]を感じました。
私も自分の持っている、機械や、道具を大切にして、活躍させたいと、考えています。
直していただいた時の動画です。[手元のみ]
https://youtu.be/AtK0y1_QEgc
