【ダツ】だろうか、さよりだろうか、「タチウオ」だろうか?
とりあえずくねくねをスプリング状に枝にまいていく。
すでに、渓谷辺りまで歩いてきていて、火をたくことができた。
腹が減り、もう歩けない、【くしまきの肉】は、銀色に光った。
焼いて炙る。
ケムリと、遠火で、色は、すでに茶色になっている、しかし、油で光ってもいる。
まるで、にしんのみりん焼きのように、旨そうな色合いになってきた。
かなり水分が抜けて、旨そうな、においがする。
かじってみた。 【ウマイ‼️】!
夢中で、かじり咀嚼する。
フライドチキンを、ギュット、固くしたようなうまさだ。
骨も、もうサクサクだ。
腹は満たしたが、熊がでたらまずいと、思った。
さあ、明日はなにを食うかと、考えなくてはならない。