ドアの奇音。

大昔、住んだアパートの1階に一つだけの、共同トイレの木戸が、開かなくなる時があった。
力一杯引くと、下部分だけがすき間が開いた。まだ開かない。
まだまだ力を入れて引くと、上部が外れて、ナヨナヨ高速で動きながら、【ウッヒッヒッヒッヒー】と、奇妙な音を立てて
やっと扉が開いた。木の反動と、摩擦が作り出した音だったのだろう。
くだらないことを、ふと、思い出したが、
20才から、37年間などあっという間だった。
【時間を大切に使わないと】と、思った。

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