203。サビた万力が。

朝のうちは、スクーターを運転していると、秋の涼しさをほんの少し感じました。
午前9時には、作業所に着きましたが、一気に蒸し暑くなってしまいました。
再びごった返してしまったアクティーの車内の片付けと、整理をする予定でしたが、熱さが酷く、やめました。
近くに[湧き水水路]がありますので、冷たい水をたくさん取りに行く事にしました。
井戸水が、川になっているような、冷たい水が流れています。
突然の暑さに、この水で、手や、首等冷やしながら、駐車スペースの裏手の片付けをしようと考えました。
その場所は梅の木などで日かげになっていて、涼しいです。
ペール缶の中に、サビで茶色くなっていた[万力]が、ありました。
手のひらの1,5倍位の鉄のかたまりです。
取って等は、回りません。
鉄屑で、処分しようと思いましたが、日本製の物なので、機械油などで、生き返らせたいと、思い、鉄とのお付き合いが始まりました。
取っては、丈夫な金属の棒になっていまして、この部分のみメッキが施されていて、サビから完全に守られていました。
しかし、手で回せないので、まずは、機械油を浸透させて、小形のハンマー🔨で、コンコンたたきました。少しずつ動きましたが、右回し方向に、叩き、少し回れば、左回りに叩きます。
動きが良くなりました。
後ろがわのサビたネジは、ドライバーでは、回せません、ショックドライバーの出番です。
サビたネジにあてて、ショックドライバーのあたまをハンマーで叩き回します。
そのネジを2つ回しました。後は、ひたすら油さしとハンマーでの叩きを行いました。
左右移動を妨げている、スライド下の腐蝕サビは、マイナスドライバーをサビにあて、小形ハンマーで、叩いて、除去できました。
1時間位この繰り返しで、名品日本製[万力]は、スムースに動くようになりました。
バッチリ使いたいと思います。
[どこかの国の、このような品物は、ハンマーで鉄部分を叩けば、欠けて壊れるそうです。]
かなり手荒な、作業に耐えた、この[万力]に、大いに愛着が湧き、[嬉しく感じました。]❗
誰でもできる、油やりと、サビ取り作業ですが、よみがえった道具は、何とも言えない光を放ちます。
手はチェンソーオイルや、機械油で、ベトベトでしたが、マジックリンと、汲んできた冷たい水で、サッパリ洗い、昼にゆで卵ソーセージ弁当[自作]を食べて、暑さから逃げるようにスクーターで、次の目的のため走りました。f:id:detour1:20190829200109j:plain




https://youtu.be/ssk9XVv90qA