キャブレター分解掃除。【スクーターの故障修理完了。】

朝には雨が止んで、スクーターの修理を集中してやろうと思い、止まりそうなスクーターをだましだまし、乗って、機械置場に向かいました。
時速10キロ以下になると、止まりそうになり、信号待ちでは、いつもアクセルをふかしてないと、止まってしまいます。
このストレスは、交通安全上危険です。
到着して、スクーターのキャブレターを外す作業を始めました。
一体化したシートと、ヘルメット入れ部分を外すと、エンジン、キャブレター等が現れます。
まず、負圧ホース、ガソリンホース、チョークカプラー、チョーク配線、ニードルジェット等を外し、
ます。
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あらかじめ写真を撮ったり、絵を描いておかないと、わからなくなります。
エンジン部分とキャブレターをつなぐボルト部分の作業は、とても狭く、プロでも嫌がると聴いてました。ボックスセットに細長く工具をセットして、狭い所でも上手くボルトを回せるジョイント部分があり、なんとか外せました。
踏み台の上に、アルミのトレイを置いて、キャブレター外側の汚れをブラシと灯油で取り去り、キャブレター分解を始めました。
ネジというネジを外します、中に、2つのネジがあります。メインジェット【高速ガソリン気化】と、
スロージェット【低速、アイドリング気化】です。
スピードは、出て走るのは、メインジェットが、正常という事になります。
アイドリングで、エンジンが止まるのは、スロージェットが機能していないと、考えられます。
スロージェットを外し、望遠鏡の様にのぞくと、
真っ暗で、つまってました。やはり、原因は、スロージェットの、つまりだと疑われました。
灯油に浸けて、細い針金を通しよく、掃除しました。望遠鏡のぞきをすると、小さい穴が確認できました。キャブレターを慎重に組み立て、エンジンにつなげ、完成しました。
【エンジンをかける為にキックペダルを踏むと、キャブレター内に、ガソリンが溜まり、5~6回で、かかりました。】
アイドリングは、テンポ良く、続いていました。
原因は、スロージェットの穴に、異物がタール状になり、つまってしまい、全く低速でのガソリン気化が、行われなかったため、低速や、アイドリングでエンジンが止まってしまったと、結論がでました。
キャブレタークリーニングをバイク屋さんに頼むと
最低でも8000円はかかります。
自分でできて、うれしかったです。
明日から、スクーターで新規開拓でもしようかと思いました。

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便利な工具です。
https://youtu.be/vHjzz7uBhr0