オルガンの内部。

二階にあったお客さんの古いオルガンを、一階に下ろさなくてはなりませんでした。
階段は狭く、オルガンを下ろすのは、困難でした。
入れる時は、窓から、クレーンで入れたそうです。
おもいきって、解体して、板状にして、階段から下ろすことにしました。
古いオルガンを解体するのは、並のきつさではありませんでした。
木で作られている部分を、一つ一つ分解していると、唯一、【真鍮製の、音を出す部分】が、出てきました。
金塊の様な色をしていました。

無事、オルガンを処理しました。
真鍮製の、音を出す部分は、延べ板の様で、平べったい小指の長さです。
それを2本取り、キンキンと、打ち鳴らしました。
【とても、良い音で、リズムをたたくと、心に響きました。】
ピアノやオルガンには、興味ないですが、中のきれいな音を出す、金属には、興味あります。
昼間、どこか、河原等で、この真鍮金属を、打ち鳴らしてみようと、思います。