80過ぎの、一人暮らしのおばあさんから、流し台近辺の家具移動などの手伝い依頼の電話が来ました。
喜んで10時頃訪ねてみました。
以前も依頼があったお客さんでした。
高齢なので、ご苦労があるようです。話を聞いていましたら、どうやら、お金に関わる事で、かなり詐欺的被害にあったようです。
人の良さから、保証人になってしまったり、宝石買い取り詐欺にあったとか、出資詐欺にあったとか、
たくさんの被害にあった話を聞きました。
警察には、通報してないようです。
自分は、ふと思いました。[詐欺の被害にあったご老人から、仕事を受けて良いものか？]
と、思いました。
作業料金をいただいても、後から何か言ってくるのではないか？と、考えました。
おばあさんは、色々仕事を私に依頼してきましたが、最後に[今は、お金か、無いけどやってくれる？]と言って来ました。
私は、ガックリきました。仕事の報酬を楽しみにしていたからです。
[駐車場の邪魔な自転車を片付けてくれ]と、頼まれましたが、お断りしました。自転車所有者が、不明だからです。
このご老人との取引は、色々な面で問題があると考えました。
残念ながら、1円の報酬も無く、今日は退散しました。
[落ち着きましたら、連絡お願いします。]と、伝えて帰りました。
ご老人の、様々な詐欺的被害が、問題になっています。
判断力が、疑われたり、話が矛盾したときは、注意したいと、思います。
高齢者を相手にする、業者は、自分を守る事も考えたいと思います。
このお客さんは、老人福祉に力を入れている県の住宅に住んでいますので、安心だと考えられます。
少し間違えれば、[老人だまし]と言われてしまい、面倒ですので、今日は、[1円もいただかなくて、良かったと、思いました。
